競争社会でへらへら笑って

司法試験という競争社会の中でもへらへらしてる受験生のブログ

18.国際法模擬裁判(Jessup)が終わったよ

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全ての元凶

この男マジ何なんすかね。全ての元凶過ぎて腹立ちますよね。。。。

 

と、いうことで、国際法模擬裁判(jessup)が終了しました。

いやはや、みなさまお疲れ様でした。

今回は大会の感想とかその辺を。。。もっと模擬裁判一般の振り返りは3月にでも。

国際法模擬裁判ってなんやねん!

ブログの新規ユーザーアクセス数も段々と伸びている今日この頃。これを書かずにはいられません。

というのも模擬裁判(moot court)はもっと知名度挙がってもいいと思っているからですね。

こんなに面白いのに、この知名度、この参加校数は少し残念です(9校いるだけでも十分だとは思いますが、昔に比べて減ってきちゃってますよね)。。。

 

内容はとりあえず以下のリンクを見てもらえばいいかもしれません。

 

ilsec2021.wixsite.com

jilsa.org

azumerogohan.hatenablog.com

まあ、要するに架空の話・架空の国を元にした模擬裁判で、参加校は原告・被告両方の弁論を行います「妥当な」判断をするものでもなく、原被片方だけをやるものでもありません←ここ重要)。

また、良くある?シナリオが決まっていて、法廷でそれを読み上げるだけでのものでもありません。もちろん原稿はありますが、裁判官(=教授や弁護士、外交官)が適宜質問を投げかけてきて、それへの応答(=会話)をしながらそれぞれの主張をしていくものになっています。

アメリカ連邦最高裁をモデルにしているのでこのような形になっていますね。

 

今年の問題はこちら。

https://www.ilsa.org/Jessup/Jessup2022/2022CombinedCompromisAndCorrectionsClarifications.pdf

すっっっっっっっごく要約すると、原告であるAntara領にはSuthaと呼ばれる他文化っぽい地域があって、Antara国内での国民投票の結果によっては独立をする可能性がありました(イギリス連邦におけるイングランドみたいなこと)。

さてさて、近年ではフンランド教授(上の画像のメガネ)率いる独立派が台頭していましたが、彼やその組織SADはPanoというSNSで誤情報っぽいものも流していました。これのせいなのか暴動とかも起きて選挙の安全な実行が危ぶまれそうになりました。そこでAntaraは教授のPanoアカウントを停止する命令を出し、アカウントは停止になりました。

また、選挙を狙った(なぜか独立を促す)不正なサイバー攻撃(LunaBotnet)も横行していたことから、AntaraはOperation Moonstrokeを実施してこのBotnetを破壊しました。しかしこの影響は隣国で被告のRavariaのデジタル機器にも影響を与えてしまいました。

このようなAntaraの活動の中、選挙は実施され賛成52%で独立が確定しました。

ところで、AntaraにいるRavaria大使の奥さんは飲酒運転をして警察に捕まってしまいましたが、その際にAntaraは誤って奥さんの持っている機密文書を見てしまいました。

何とそこにはSuthaの宗教的及び資源的価値に目を付けたRavariaが選挙に関する誤情報やAntara内のSADへの寄付、Botnetによるサイバー攻撃とかでSuthaを独立に導くように仕向けていたことが分かりました。Suthaの独立後にはRavariaへの編入まで予定されていたようです。

これは大変!Antaraは選挙結果がRavariaによって変えられたと大激怒!一方のRavariaは俺ら悪くないどころか、Antaraさんいろいろ活動しすぎだよね?と喧々諤々に。

かくして国際司法裁判所で一連の問題を争うことになったのでした・・・

大きな論点は①違法収集証拠排除法則の適用可能性②不干渉原則違反③表現の自由侵害④サイバー空間での主権侵害

と言った感じでした。もちろん各論点にはさまざまな論点が含まれています。

 

これについて約4か月を書けてリサーチをしてメモリアル(申述書)を完成させます。

ページは原被それぞれ50頁くらい。ぜーんぶ英語です。

 

その後は1か月の期間を開けて口頭弁論を行います。

1チーム原告2被告2の計4人、それぞれ2回戦います。

1人22分くらいの弁論をする感じですね。

 

まあ一般的な話はこれくらいに。。。

予選

そもそも僕は出場する予定ではなかったのですが・・・10日くらい前に急遽出てくれと言われ出場することに(/ω\)(/ω\)(/ω\)

冷静に考えれば絶対に悪い、被告ことRavariaのsecond agentに任命されました。

(あとこれは愚痴なんですが、普通裁判って原告が主張(立証)して被告がそれを否定する流れなのに、今年は被告が立証するのが3つもあって、裁判として結構むずかったと思うの僕だけですか?正直対応させるのが難しいというか・・・)

 

予選第1試合はwsdとでした。wsdは因縁ですね。僕は1年生のころから因縁です。

裁判官はWhite&caseの弁護士+White&caseの弁護士+教授でした。
(全然関係ないけどWhite&caseの紹介写真は何で白黒なんや?)

全く想定外の質問とか飛んできましたが・・・まぁ何とか勝ったかな?という感じでした。やっぱりwsdは強いですね。

 

予選第2試合はtk大学でした。原告ターンだったので僕はお休みです。

裁判官は教授+長島大野・常松の弁護士+博士課程の先生でした。

我らがエースの健闘により勝てたかな?という試合でした。

(てか実力拮抗してる時どうやって勝敗決めてるんや?)

 

予選第3試合はry大学でした。同じくゼミ単位で出場している以上負けられません。

裁判官はWhite&caseの弁護士+教授+外交官でした。

これは勝ったかな?という試合でした。この試合の質問は僕の得意な法源に関するものが多かったのでラッキーでしたね。

 

予選第4試合はまたもwsd大学でした(これで3大会5戦という戦歴に・・・)。原告ターンだったので僕はお休みです。

裁判官はWhite&caseの弁護士+教授+長島大野・常松の弁護士でした。

この試合は正直決勝よりもクオリティ高くなかったか?という試合でしたが、wsd被告が尋常じゃなく強く負けてしまった気がします(rebuttalだけはうまくいったぞ(●´ω`●))。

 

かくして予選終了。

緊張の中結果発表をみると3位で予選通過!!

相手のtk大学は原告を選んだので、被告の私は再度法廷に立つことに・・・・

 

まあ、これはよい。全然ね。

でもね、裁判官がね。。。京大のhmmt先生だったんですよ・・・

まず質問激つよなわけです。mzsm先生とhmmt先生模擬裁判で来たら恐怖でしかありません。怖すぎます。
しかもですよ。来年のローで先生の授業を聞くんですよ。こんなん緊張するしかないじゃないですか。もう夜も寝れませんでした(嘘です爆睡できました)。

 

準決勝&決勝

ということで準決勝。

裁判官はhmmt先生+西村あさひの弁護士+外務省の偉い方、でした。

原告を見れるから見るとぼっこぼこに質問されてました。「わからない」って言った後に「でもこれ重要判例だよ?」っていっててさすがに笑いました(質問でもないやん🥺🥺🥺)。

でもさすがはtk大学。きちんとさばいて弁論していました。これはほんとにすごい。

あとで知ったんですが1年生だったらしく、すごすぎておじさんは泣いてしまいました。

 

さて、私の弁論!と思ったのも、つかの間、緊張で全くうまくしゃべられず英語も適当になってしましましましました。弁護士先生がお情けの質問をたくさんくれたのでなんとか面目は保たれたような・・・・裁判官のお情け、うれしい反面不甲斐なさに悲ししくなりますね。。。

ということで、まあ僕が良くない弁論をしてしまい負けてしまいました。。。。

 

決勝はtk大学対kt大学。東の雄西の雄ですね。

決勝裁判官にはNATO法律顧問とかが来ててすごかったのですが、これに出るよりウクライナ情勢見なくてええんか??とか思っていました。

あとは我らがゼミの先生がついに決勝裁判官になりましたね!尋常じゃない早口質問をしていて笑ってしまいました。

 

勝者はtk大学かなーと思っていましたがやはりそうでしたね。

すごい!おめでとう!ですね。やはり自分たちに勝ったところが勝ってくれると嬉しいものです。。

結果発表とレセプション

3日間の熱き?戦いも終わり、結果発表へ。

結果は・・・・・・

 

 

 

 

総合第3位!

原告書面第2位!

原告弁論第3位!

 

 

という良き良きな結果でした。

先輩も誰もいないゼミから3年で・・・・感無量です(/ω\)(/ω\)(/ω\)

ま、正直3位なのはよくわかりませんが、いいでしょう。

ついにwsdにも勝ちました()

 

レセプションではひとまずお世話になった裁判官役の先生方とおしゃべりしました。

もちろん僕は就活を控えているので弁護士先生のところに行ってとにかくアピって来ました。良いですね。大きな事務所には別段引かれませんが、チームで紛争解決系の訴訟をするって最高に楽しそうですね。まあこれできるの大きな事務所に限られるんですけどね。。。投資仲裁とかも面白そうです。

ということでサマクラークに応募しよう!と思った事務所をいくつか見つけて先生方との懇親会は終了しました。

(レセプションあるあるって、カジュアルに話していた先生を調べたらめっちゃ偉い人やん!ってなることじゃないですか??)

 

あとは結構他団体の方とも仲良くなりました。京大も早稲田も東大も皆さんいい人でしたね!

なにかの機会があれば是非また会いたいものです。。。

(ちなみに話を聞く限りどこの団体も人手不足とか締め切りギリギリとか問題抱えていたっぽいですね笑)

正直模擬裁判はもう少し活動を活発化させないと大会自体危ぶまれるのではと危惧しております。。。。(かつての名古屋大学のように「伝統校」が出場できていない現状)

おわりに

と、いうことで、感想戦終了です。

いっつもは小ネタとか仕込もうと頑張ってるんですが、今回の記事はそういうのは入れずに感想だけにしておきました(誰が見るかわからないしね)。

とにかく関わったすべての方に感謝して終えたいと思います!

そしていつの日か水島ゼミが世界大会に出場できますように!

 

ではでは

 

 

(@^^)/~~~