競争社会でへらへら笑って

司法試験という競争社会の中でもへらへらしてる受験生のブログ

十四.京大ロー生徒然日記 2022年度京大ロー2年次前期雑感(2年前期を終えての総回顧)③

前回↓

azumerogohan.hatenablog.com

ナチュラルに更新を忘れていました。。。)

水5 行政法 hrd先生

授業内容

使用教材:ケースブック行政法、オリジナルレジュメ、オリジナル問題

ケースブックは判例を読むためにのみ使います。記載されている問題はほぼ使いません。代わりに授業はレジュメを用います。このレジュメが(行間はかなり空いてはいるのですが)使いやすくおすすめです。授業で言っていることをメモすればかなり有用なレジュメになります。オリジナル予習問題は基本的に判例の射程や整合性を問うタイプの問題です。

親和性の高い教材:大橋行政法?、原田『例解行政法』『演習行政法

行政法に全く詳しくないのであれですが、学部京大の方々は多くの人が大橋行政法を使っているっぽいです(hrd先生の師匠だからかな?)。授業の最初でも、塩野、宇賀、大橋のいずれかは持っておいた方が良いと言われます。原田先生の教科書は、レジュメの答えや事例が載っていることがあるので読むと予習がはかどります。

授業:授業は6回で行政法総論、4回で処分性・原告適格・訴えの利益、残り4回で訴訟類型+仮の救済を扱います。つまりはめちゃくちゃ早いです。僕は行政法が本当に不勉強だったので毎回死んでいました。水曜5限という、実質週のおわりでの授業なので毎回授業後はみんな疲れ切った顔をしていました。

一方で授業それ自体はかなりわかりやすいような気がします。司法試験の傾向の話もしっかりしてくださるし、判例の説明もわかりやすいです。時たま先生の私見が出てきますが、それも簡潔で良いです。

ソクは学期中1回~2回周ります(私は後ろの方の席だったので1回でした)。ソクは結構詰められますが、別に厳しいわけではありません(たくさん質問してくる感じ?)。ソクが毎回0~5点で評価され、それがそのまま平常点になります。なので後ろの席は1回のソクのみで平常点が付けられるので若干ひやひやでした。1問1問が多いので解答に10分近く使う場合もあり、若干中だるみみたいになることもありました(これは学生がソクに慣れていないのが原因でしょう)。

総じて満足度が高い(ただし未だに消化不良)です。hrd先生とすべての見解が一人説のnkn先生とが持ち回りなので来年のロー生は大変かもしれません(私は授業受けたことないのでこれ以上はわかりません)。

注目ポイント

・学生が回答している最中にめちゃくちゃ板書を書き上げた後に言う「そうですね」(←本当に聞いているのか?)

期末試験

期末試験は障がいを持つ児童の学校指定の問題でした。小問が3つあり、申請権が認められるか否か、実体法上の違法性(主として裁量論)、訴訟類型(非申請型/申請型)でした。

テスト範囲が非常に広いことから勉強が大変でしたが、きっとメジャーな問題を出すだろう、との予想に反し、メジャーではありませんでした(たぶん)。未だに論点が全くわかっていません。僕はいろいろとポカをやらかしたのでどうにも不安です。特に誤解を招くような記述の仕方をしたので、その点くみ取っていただきたい、、、、と念じております。

内容自体は授業でやったようなことばかりだと思います。

行政法は後期に授業がないので司法の過去問をばんばん解いて頑張ろうと思います。

金4 民事訴訟実務の基礎 kkb先生

授業内容

使用教材司法研修所『新問研要件事実』『類型別○○』『一審解説』『起案の手引き?』

要件事実に関する諸本です。市販の本よりはわかりずらいですが重要なことがたくさん書いてあるので持っておいて損はないように思います(一審解説はいらないか)。もっとも下記大島本(上巻)で十分といえば十分です。

親和性の高い教材:大島『要件事実(上巻)』

大島本しか勝たん!!で有名な大島本です。上巻でないと課題(後述)には太刀打ちできないでしょう。これは民法でも使えるときがあるし必須と言っても間違いはないような気がします。課題も大体はこれに載っていることが多いです。入学前にある程度読んで、簡単な演習(予備の過去問)を解いておくと「そんなに」困らないと思います。

授業:授業は要件事実の説明(予習を元にしたもの)が5~6回(総論、売買、使用貸借、賃貸借、物権)と課題(予習とは別のもの)の解説・講評が5回、残りが民事手続・執行保全です。

もと裁判官の先生が教えてくださるので、裁判上どこが重要か、特に要件事実の体系?考え方が学べます。時々出る小話みたいなものも面白いです(がkkb先生は今年退職されるようなので来年は他の先生になるもよう)。予習レジュメを用いる方は内容もそこまで難しくはありません。

一方で課題は激むずです。頭がおかしいです。普通に授業で扱ってない分野(債権譲渡とか)を出してきます。わけがわからず木曜日(全休)が終わってしまいます。課題は計6回なので正気を保っていられましたが、大変なのは間違いありません。まず間違いなく1日潰れます。難しいというのは扱う内容もさることながら、単純に事例が複雑です。消費貸借をテーマにした課題で債権譲渡と連帯保証と代物弁済が出てきたときはたまらず発狂してしまいました()。唯一?の救いは課題さえ出せば平常点が減ることはない=課題の出来は評価対象外ということです。先生方も完全解を作らせる気はないように思います(未知の問題へのリサーチ力とかを鍛えさせたいのかな??)。頑張りましょう。

課題は添削され、熱い?優しいメッセージと共に返却されます。申告すれば口頭でのレクチャーもしてくださいます。本当に学生思いな先生です。

実は刑法の某有名判決を書いた裁判官の1人でもあり(これは公開情報)、ラスト授業の後にはそのお話も聞けました。裁判官間での議論は言えないそうですが(そりゃそうか)、某法学教室連載の某先生の分析とほとんど同じとおっしゃっていました。最後に激励の言葉をいただいたので印象深い先生でした。

注目ポイント

・こてこての関西弁

期末試験

終わりでーす。

請求原因、間違えちゃった。えぐいところ。

みんながかろうじてできるところ、間違えちゃった。

重要な抗弁の箇所。見落としてた。

 

 

 

・・・・・・・・・・読者のみんな

私ね・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

書きたいこといっぱいあったんだ・・・・・・・・・

 

 

用法遵守義務の評価根拠事実も書きたかったし・・・

 

 

期間満了の請求原因で借借も書きたかったし・・・・

 

 

賃貸人の地位の移転もちきんと書きたかったし・・・・・

 

 

テスト後にkkb先生に「代理全部かけました!!」って言いたかったし・・・・

 

 

kkb先生に「先生のおかげでいい答案ができました!!」って言いたかったし・・・

 

 

あ~~~~~~~~~~~~~~~~~~あ!

 

 

人生が5回くらいあったらなぁ!

 

 

そしたら私、5回とも違う町に生まれて

 

 

5回とも違うものおなかいっぱい食べて

 

 

5回とも違う大学に入って・・・

 

 

それで5回とも・・・

 

 

 

 

 

 

 

請求原因と抗弁を間違える。

 

 

 

 

・・・・・ありがとう

kkb先生・・・・

 

 

さよなら

 

 

 

ロー生活の総括

ということで、前記の振り返りが終わりました()。3回に分けた理由は記事が長くなってしまうからであって、決して、決してアクセス数を水増しするためではありませんよ。

上述のように授業、先生、友人、環境等には総じて恵まれ、特に大きな不満もありませんでした。大きな(あまりにも大きすぎる)ミスはありますが。

半期で一番感じたのは学生の「質」が高いということに収斂するかと思います。やはりみんな(ナチュラルに)勉強しているし、知識もあるしで、京大生のすごさを実感する4か月になりました。このレベルの学生がいるから授業が高度なのか、授業が高度だから学生のレベルが上がるのかは知りませんが、頑張ってくらいついていこうと思います。

あと、1年後には司法試験って、やばいですね。ほんとに。やばやばば。

 

ではでは。

 

 

 

(^.^)